专利摘要:
セメント原料、セメントクリンカなどの粒状材料を粉砕するためのローラーミル(1)であって、粉砕台(3)と、垂直軸(5)の周りを回転可能な1組のローラーであり、垂直軸(5)に接続された別のローラー軸(6)の周りを回転する多数のローラー(4)と、粉砕台(3)を取り囲む、気体をローラーミル(1)に向けるためのノズルリング(7)とを含む、1組のローラーと、ノズルリング(7)を介する気体流を調節するための手段(8)とを含む、ローラーミル(1)である。このローラーミルは、調節手段(8)の少なくともいくつかが1組のローラーと共に回転するように配置されている点において独特である。材料によって課せられた不均衡な負荷に関してノズルリングを介する気体流を確実に最適調節し、それによって容量、粉砕効率およびエネルギー消費に関してローラーミル作業を最適化するために、1組のローラーに対してノズルリングを介して気体流を調節するための調節手段の少なくともいくつかの位置は常時同じ位置に留まる。したがってノズルリングを介してミルに導入される気体は、常に1組のローラーに関して同じフローパターンを示す。
公开号:JP2011506071A
申请号:JP2010537342
申请日:2008-09-25
公开日:2011-03-03
发明作者:クロステル,イェスペルセン・ライナー;フォルスベルク,ヤン
申请人:エフ・エル・スミス・エー・エス;
IPC主号:B02C15-14
专利说明:

[0001] 本発明は、セメント原料、セメントクリンカなどの粒状材料を粉砕するためのローラーミルであって、粉砕台と、垂直軸の周りを回転可能な1組のローラーであり、垂直軸に接続された別のローラー軸の周りを回転する多数のローラーと、粉砕台を取り囲む、気体をローラーミルに向けるためのノズルリングとを含む、1組のローラーと、ノズルリングを介する気体流を調節するための手段とを含む、ローラーミルに関する。]
背景技術

[0002] 粉砕台と、粉砕台と相互作用して作動および回転する1組のローラーとを含むローラーミルが知られている。また、粉砕台を取り囲むノズルリングを含むローラーミルも知られている。これらの特徴の組合せを含むローラーミルは、本特許出願の出願者には知られていないが、そのようなものは自明であると考えられる。]
[0003] 導入部に記載した種類のローラーミルの作業に関連して、台から射出される材料は粉砕台の周辺に亘って不均衡に配分され、したがってノズルリング上の負荷が、ある区域では高く、他の区域では低くなると推測することは理にかなっている。同時に、ノズルリング上の高負荷および低負荷の区域がそれぞれ、回転する1組のローラーを伴い継続的に移動すると推測することは理にかなっている。ノズルリング上の材料によって課せられた負荷がこのように不均衡に配分されることで、容量、粉砕効率およびエネルギー消費の点でミルの性能を最適化するために、ノズルリングを介する気体流の調節が必要になると予想される。]
発明が解決しようとする課題

[0004] 本発明の目的は、前記不利益を低減する上で用いるローラーミルを提供することである。]
課題を解決するための手段

[0005] これは、導入部に記述した種類であり、調節手段の少なくともいくつかが1組のローラーと共に回転するように配置されることを特徴とするローラーミルによって獲得される。]
[0006] したがって、材料によって課せられた不均衡な負荷に関してノズルリングを介する気体流を確実に最適調節し、それによって容量、粉砕効率およびエネルギー消費に関してローラーミル作業を最適化することが可能になる。これは、1組のローラーに対してノズルリングを介する気体流を調節するための調節手段の少なくともいくつかの位置が常時同じ位置に留まる事実と、したがってノズルリングを介してミルに導入される気体が常に1組のローラーに関して同じフローパターンを示す事実に起因する。]
[0007] 原則として、調節手段は任意の適正な手段を使用して回転できる。しかし、1組のローラーもまた接続されている垂直軸に、調節手段が接続されることが好ましい。これによって、1組のローラーおよび調節手段が確実にまったく同じ角速度で回転するようになる。代替実施形態では、調節手段は、適切な手段を使用して、たとえばローラー軸にまたはノズルリングに近いローラーの他の部品に接続してよい。]
[0008] 調節手段は円周方向で区分に分割されていてよく、その区分のそれぞれはいくつかの異なった方法で構成されてよい。ノズルリングを介してローラーミルに導入される気体を最適利用するために、およびノズルリングを介して材料が落下するのを最小限に抑えるために、調節手段の区分のいくつかをブランクオフすることが好ましい。したがって最大の材料負荷がノズルリングに課せられる正確な位置で、気体をローラーミル内に導入することが可能になる。これらの区分に課される材料負荷が典型的には最低になり、それによってローラーの摩耗率が著しく低下するので、各ローラーに直接対向して位置する調節手段の区分がブランクオフ(blanked off)されることが好ましい。]
[0009] 調節手段の区分のすべてまたはいくつかは、ラメラ(lamellae)、または垂直面に対して異なった角度で気体をローラーミルに向ける他の形態の案内面で構成されてよい。したがって、調節手段はたとえば、後ろ向き、前向きまたは垂直のラメラを含む区分、および場合によってはブランクオフ区分で構成されてよい。]
[0010] 更に、回転可能調節手段に対する補足として、固定調節手段がノズルリング内に提供されてよい。これらの固定調節手段はまた、後ろ向き、前向きまたは垂直のラメラを含む区分で構成されてもよい。]
[0011] 本発明は略図である以下の図面を参照しながら更に詳細に説明する。]
図面の簡単な説明

[0012] 上面から見た本発明によるローラーミルの断面図である。
側面から見た本発明のローラーミルの断面図である。]
実施例

[0013] 図1に示されているのは、水平の粉砕台3と、粉砕台と相互作用する1組のローラー4とを含むローラーミル1の断面図であり、前記ローラーは垂直軸5に接続され、垂直軸5の周りを回転する。ローラー4は垂直軸5に接続されている別のローラー軸6の周りを回転する。ローラーミルはまた、粉砕台3を取り囲むノズルリング7と、ノズルリング7を介してローラーミル1内に導入される気体流を調節する手段8とを含む。] 図1
[0014] 本発明によれば、調節手段8の少なくともいくつかはローラー4と共に回転するように配置され、それによってローラー4に対する調節手段8の位置を確実に常時同じ位置に留まらせ、ノズルリング7を介してミル1内に向けられる気体がローラー4に対して確実に同じフローパターンを常に示すようになる。このようにして、ノズルリング7を介する気体流は、材料に課せられる不均一な負荷に対して最適な方法で調節することができ、ローラーミル1の性能を、容量、粉砕効率およびエネルギー消費の点で最適化することができる。]
[0015] 図2に示される実施形態において、調節手段8は棒9によって垂直軸5に接続され、そのためローラー4および調節手段8はまったく同じ角速度で回転が生じる。調節手段8は、代替としてたとえばローラー軸6、またはノズルリング7に近いローラー4の他の部品に接続されてもよい。] 図2
[0016] 特に図1を見ると、示された実施形態において、調節手段8は円周方向の区分に分割され、材料によって課される負荷が典型的にこれらの区分上で最も低くなり、それによってローラーの摩耗が著しく減少されるので、各ローラー4に直接対向して位置する区分はブランクオフされる。調節手段8の他の区分は、垂直面に対して異なった角度で気体をローラーミル内に向ける、後ろ向き、前向きまたは垂直なラメラ10で構成される。] 図1
[0017] 更に、示されたローラーミルは、ノズルリング7内に配置され、後ろ向き、前向きまたは垂直なラメラを含む区分で構成されている固定調節手段11を含む。]
权利要求:

請求項1
セメント原料、セメントクリンカなどの粒状材料を粉砕するためのローラーミル(1)であって、粉砕台(3)と、垂直軸(5)の周りを回転可能な1組のローラーであり、前記垂直軸(5)に接続された別のローラー軸(6)の周りを回転するいくつかのローラー(4)と、前記粉砕台(3)を取り囲む、気体をローラーミル(1)に向けるためのノズルリング(7)とを含む、1組のローラーと、前記ノズルリング(7)を介する気体流を調節するための手段(8)とを含む、ローラーミル(1)において、前記調節手段(8)の少なくともいくつかが前記1組のローラーと共に回転するように配置されることを特徴とする、ローラーミル。
請求項2
前記調節手段(8)が前記垂直軸(5)に接続されることを特徴とする、請求項1に記載のローラーミル。
請求項3
前記調節手段(8)が前記ローラー軸(6)に接続されることを特徴とする、請求項1に記載のローラーミル。
請求項4
円周方向の前記調節手段(8)が区分に分割されることを特徴とする、請求項1に記載のロ−ラーミル。
請求項5
前記調節手段(8)の前記区分のいくつかがブランクオフされていることを特徴とする、請求項4に記載のローラーミル。
請求項6
各ローラー(4)に直接対向して位置する前記調節手段(8)の前記区分がブランクオフされていることを特徴とする、請求項4に記載のローラーミル。
請求項7
前記調節手段(8)の前記区分の少なくともいくつかが、垂直面に対して異なった角度で前記気体を前記ローラーミルに向けるラメラ(10)または他の形態の案内面として構成されることを特徴とする、請求項4に記載のローラーミル。
請求項8
前記調節手段(8)の前記区分が、後ろ向き、前向きまたは垂直のラメラを含む区分で構成されることを特徴とする、請求項4に記載のローラーミル。
請求項9
前記ノズルリング(7)内に固定調節手段(11)を含むことを特徴とする、請求項1に記載のローラーミル。
請求項10
前記固定調節手段(11)が後ろ向き、前向きまたは垂直のラメラを含む区分で構成されることを特徴とする、請求項9に記載のローラーミル。
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